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宅建士の講座は2万円台から25万円台まで。掲載9講座で、価格の差が何の差かを読み解く

宅建士

宅建士の講座を比べると、まず目に入るのが料金の幅です。クラベルに掲載している講座の代表コースでは、いちばん低いスタディングが24,800円、いちばん高い日建学院が253,000円で、約10倍の開きがあります。同じ試験の対策講座なのに、なぜここまで違うのか。この記事では、掲載している9講座を価格帯ごとに分け、料金の差が「何の差」なのかを公式情報から読み解きます。

※料金は、2026年10月25日〜11月1日に各講座の公式サイトで確認した通常価格(税込)です。期間限定のキャンペーン価格は本文に入れていません。最新の料金と条件は、記事の下の比較表と各講座の公式サイトで確認してください。

結論:価格の差は、主に「講義の量」と「人が関わるサポートの量」の差

  • 2万円台の講座は、スマホ中心の自学スタイル。質問や模試は別売りのオプションで足していく形
  • 5〜7万円台の講座は、質問・添削・返金の条件が講座ごとに大きく違う。同じ価格帯でも中身の差が最も大きい
  • 14〜25万円台の講座は、講義の回数と答練・公開模試の量が多い。毎週の講義で学習のペースを作りたい人向け

どの価格帯が「得」かは、一人で計画どおりに進められるか、どこでつまずきやすいかによって変わります。価格帯ごとに見ていきます。

2万円台:必要なものを自分で足していく形

この価格帯は、スタディングです。

  • スタディング「スタンダードコース(冊子付版)」24,800円:動画講義、スマート問題集、過去問集。2027年度版は2027年10月31日まで受講できる
  • 質問(学習Q&Aチケット)は別売りのオプション。模試も別売りのオプション(2,990円)
  • 冊子なしのペーパーレス版は19,800円

料金が低いのは、講義と問題演習をオンラインにまとめ、人が対応する質問や模試を「必要な人だけが買う」形にしているためだと読み取れます。編集部では、独学に近い進め方で、分からないところを自分で調べて解決できる人には、この形がむだの少ない選び方だと考えています。逆に、質問しながら進めたい人は、オプションを足した金額で他の講座と比べると、実際の差が見えやすくなります。

5〜7万円台:同じ価格帯でも、質問・添削・返金の条件が大きく違う

この価格帯には4講座が入ります。料金は近いものの、サポートの中身はかなり異なります。

  • アガルート「入門カリキュラム(ライト)」54,780円:オンライン講義、過去問解説講座・模擬試験。質問は受講期間中10回まで。合格特典(全額返金またはお祝い金)は、フルカリキュラム(107,800円)だけが対象
  • ユーキャン「宅地建物取引士(宅建士)講座」64,000円:紙テキストと添削が中心で、動画やWEBテストも使える。添削は7回(最後の1回は模擬試験)、質問は1日3問まで。教材到着後8日以内なら返品できる(返送料は自己負担)
  • クレアール「完全合格セーフティコース」74,800円:2027年と2028年の2回の試験に対応。2027年に合格し、合格体験記などに協力した場合は、お祝い金8,000円と、パーフェクトコースとの差額の返金がある
  • ヒューマンアカデミー「宅建士【安心合格】講座」74,800円:テキストとWeb動画(約111時間)。質問は回数無制限、添削は複数回。標準学習期間は10ヶ月まで、在籍期間は12か月

同じ5〜7万円台でも、「質問の回数に上限があるか」「添削があるか」「不合格や合格のときに何があるか」が講座ごとに違います。編集部では、この価格帯は料金の数千円の差よりも、自分がつまずいたときに何を頼れるかで選ぶほうが、後悔が少ないと考えています。たとえば、質問を気にせず使いたいなら回数無制限の講座、提出の締め切りでペースを作りたいなら添削のある講座、1年で受かる自信がないなら2回の試験に対応した講座、という見方ができます。

なお、返金やお祝い金には、合格体験記への協力や期限内の申請など、条件が付いていることがほとんどです。金額だけで判断せず、条件まで確認しておくのがおすすめです。

14〜25万円台:講義の回数と、答練・公開模試の量が多い

  • LEC「パーフェクト合格フルコース(通信)」148,500円:全58回(1回2時間30分)、学習期間8〜11ヶ月。全日本宅建公開模試(基礎編2回・実戦編3回)とファイナル模試1回。質問は「教えてチューター」
  • TAC「総合本科生SPlus(Web通信講座)」200,000円:全65回。ミニテスト・基礎答練・直前答練・全国公開模試があり、答練と公開模試は添削付き。質問は質問メール。TACの会員番号を持っていない人は、別に入会金10,000円がかかる
  • 日建学院「本科Webコース」253,000円:配信は2027年4月下旬から本試験日までの約6ヵ月。宿題・テストと公開模擬試験(10月初旬)。質問は受講生専用サイトから。一般教育訓練給付制度の対象(日建学院の直営校のみで、実施していない校もある)

LECの全58回を時間にすると約145時間(58回×2時間30分)で、講義の量そのものが多いことが分かります。TACと日建学院は、答練や宿題・テストで「決まった時期に、決まった量を解く」仕組みが組み込まれています。編集部では、この価格帯の料金には、講義の量に加えて、学習のペースを講座側が作ってくれることへの費用が含まれていると考えています。仕事が忙しく、自分で計画を立てても崩れがちな人ほど、この仕組みの価値は大きくなります。

一方で、日建学院は配信が2027年4月下旬から始まるため、今から申し込んでもすぐには講義が始まりません。早く始めたい人は、開講時期も一緒に確認しておく必要があります。

料金だけでは比べにくいところ

  • フォーサイト:「バリューセット1」は講義動画と音声、質問、合格お祝い金10,000円(Amazonギフトコード)がある。料金はクラベルで確認できていないため、公式サイトで確認してください
  • 実際の負担額:TACの入会金、スタディングのオプション、日建学院の教育訓練給付のように、表の通常価格と実際に払う金額(または戻ってくる金額)が違う場合がある
  • 何回の試験に使えるか:クレアールは2027年・2028年の2回に対応。1回分の講座と比べるときは、この違いも考えに入れる

編集部では、価格帯を見比べるときは「表の料金」ではなく、「自分が使う分を足した金額」で比べることをおすすめしています。2万円台の講座に質問と模試を足した金額と、5〜7万円台の講座の料金を並べてみると、差の感じ方が変わるはずです。

申し込む前に確認したいこと

  • 対象の試験:多くの講座は2027年の試験向け。クレアールは2027年・2028年の2回に対応
  • 受講・配信の期限:スタディングとTACは2027年10月31日まで。日建学院は2027年4月下旬から本試験日まで
  • 追加費用:TACは会員番号がない場合に入会金10,000円。スタディングは質問・模試が別売り
  • 返金・特典の条件:合格体験記への協力、申請の期限、対象コースの限定(アガルートはフルカリキュラムのみ)などを確認する
  • 返品:ユーキャンは教材到着後8日以内(返送料は自己負担)
  • キャンペーン:期間限定の価格がある場合は、期限と条件を公式サイトで確認する

料金や条件は変わることがあります。下の比較表で各講座の条件を見比べたうえで、申し込む前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。

宅建士の講座を条件で比較

9講座を比較中情報の確認日:2026年10月25日〜2026年11月1日

表の見方
あり
公式サイトで記載を確認できた
なし
公式サイトで「ない」ことを確認できた
対象外
そのコースには当てはまらない

記載のない項目は、確認日の時点で公式サイトに記載が見つからなかったものです(推測では埋めていません)。確認日は表の上(講座ごとに異なる場合は講座名の下)と、各講座のページに表示しています。料金や条件は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。掲載順は順位ではありません。

比較の考え方を詳しく見る

宅建士の講座 総合比較(各講座の代表コース)
講座・コース 料金 受講期間・学び方 教材 質問 返金・特典 申し込み
LEC 宅建士講座 パーフェクト合格フルコース(通信)初学者向け 確認日 通常価格148,500円(税込)キャンペーン111,380円11月30日まで 全58回(1回2時間30分)・学習期間8〜11ヶ月通信(Web) 紙テキスト講義動画 あり 公式サイトへ:LEC 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:LEC 宅建士講座
TAC 宅建士講座 総合本科生SPlus(Web通信講座)初学者向け(全65回) 確認日 通常価格200,000円(税込)別途費用あり(詳細は講座ページ) Web講義の配信・視聴期限:2027年10月31日までWeb通信(講義動画)+製本テキスト 紙テキストデジタル講義動画 あり 公式サイトへ:TAC 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:TAC 宅建士講座
アガルートアカデミー 宅建士講座 入門カリキュラム(ライト)入門(初学者向け) 確認日 通常価格54,780円(税込) オンライン講義(動画) デジタル講義動画 10回まで 公式サイトへ:アガルートアカデミー 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:アガルートアカデミー 宅建士講座
クレアール 宅建士講座 完全合格セーフティコース初学者向け(2年間) 確認日 通常価格74,800円(税込) 2027年・2028年の2回の試験に対応Web講義+テキスト 講義動画 返金制度あり合格特典あり 公式サイトへ:クレアール 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:クレアール 宅建士講座
スタディング 宅建士講座 スタンダードコース(冊子付版) 確認日 通常価格24,800円(税込) 2027年度版:2027年10月31日までオンライン(スマホ・PC)+冊子テキスト 紙テキストデジタル講義動画 付属なし(別売り) 公式サイトへ:スタディング 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:スタディング 宅建士講座
ヒューマンアカデミー 宅建士【安心合格】講座 宅建士【安心合格】講座初学者向け 確認日 通常価格74,800円(税込) 標準学習期間〜10ヶ月・在籍12か月通信(テキスト+Web動画) 紙テキスト講義動画 無制限 公式サイトへ:ヒューマンアカデミー 宅建士【安心合格】講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:ヒューマンアカデミー 宅建士【安心合格】講座
フォーサイト 宅建士講座 バリューセット1 確認日 料金は公式サイトで確認 テキスト+eラーニング デジタル講義動画 無制限 合格特典あり 公式サイトへ:フォーサイト 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:フォーサイト 宅建士講座
ユーキャン 宅建士講座 宅地建物取引士(宅建士)講座 確認日 通常価格64,000円(税込) 標準学習期間6ヵ月(試験月までが6ヵ月に満たない場合は翌年の試験月ま…紙テキスト+添削+オンライン(動画・WEBテスト) 紙テキストデジタル講義動画 1日3問まで 返金制度あり 公式サイトへ:ユーキャン 宅建士講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:ユーキャン 宅建士講座
日建学院 宅建講座 本科Webコース初学者向け 確認日 通常価格253,000円(税込) 約6ヵ月(配信は2027年4月下旬〜本試験日)Web講座 紙テキスト講義動画 あり 教育訓練給付あり 公式サイトへ:日建学院 宅建講座(新しいタブで開きます) 講座の詳細:日建学院 宅建講座

各講座の価格・質問サポート・返金制度などの詳しい条件と出典は、講座名を押すと確認できます。